| レンタルと購入の設置費用の比較
要約すると、水の使用量が少なく、短期間使用したい場合はレンタルを、水の使用量が多く、長期間使用したい場合は購入をお勧めします。主要なウォーターサーバーメーカーのうち、購入プランが選べるのはフレシャスとサントリー天然水のみです。
|ウォーターサーバーでレンタルと購入の価格比較
毎月1箱ずつ注文する場合ウォーターサーバーのサーバーレンタル料と機器購入費に加え、水1箱(7.2L×4パック)分の費用を含めて計算しています。
フレシャスのレンタルプランと購入プランの比較(1箱/月)
ウォーターサーバーを導入当初は賃貸より購入の方が高かったが、3年目以降は逆転し、賃貸の方が高くなった。ウォーターサーバーでレンタルと購入の価格比較
さらに細かく見ていくと、レンタル方式は一括購入方式に比べ、初年度は約35,000円安くなります。
ただし、このようなウォーターサーバーは3年目以降は一括購入制度のレンタル費用が逆転します。
ウォーターサーバーの一括購入で4年目に約18,000円、5年目に約36,000円の節約になります。
毎月4箱注文する場合
ウォーターサーバーでここまでは、1ヶ月に1箱(7.2L×4パック)の水を注文する前提で計算していますが、水の消費量が多い場合はどうでしょうか。
次に、このようなウォーターサーバーはオフィスなど利用者が多い場所を想定し、1ヶ月に4ケースの水を注文すると仮定してプランを計算します。
ウォーターサーバーでレンタルプランと購入プランの差は、月1ケースのグラフと比較して、消費量が多い2年目から早くも出ています。
3年目の費用を詳しく見てみると、リースと購入(一括払い・36回分割払い)プランの差は約82,000円です。消費量の違いで、これほどまでにコストに差が出るとは驚きです。
つまり、ウォーターサーバーで水の消費量が多く、長く使いたい場合は、購入プランの方がお得になるのです。しかし、リースと購入のどちらにも欠点があります。ご自分の状況をよく考えてから使用されることをお勧めします。
|ウォーターサーバーのレンタル:メリット・デメリット
メリット
設置費用が安い
サーバーの返却・交換が容易
豊富なサーバーの選択肢
定期的なメンテナンスと衛生管理
デメリット
長期間の使用でコストが高い。
水のほか、サーバーのレンタル料がかかる場合があります
受注ノルマがあります(※1)
※1:ノルマとは、毎月発行しなければならない水の注文の最低数のことです。
|ウォーターサーバーの購入:メリット・デメリット
メリット
長期使用によるコストダウン
水道代以外のレンタル料、メンテナンス料は不要
受注ノルマなし
定期的なメンテナンスがないため、衛生面に不安がある(※2)
デメリット
高い導入コスト
返品・交換・取扱いの際に時間がかかる
サーバーの選択肢が少ない
※2:浄化型のウォーターサーバーでは、このような問題は発生しません。