日本における「アンテナあり」と「アンテナなし」テレビ

2025/04/23

現在の日本では、テレビの視聴方法が多様化し、「アンテナ(地上波・BS/CS)を使う従来型テレビ」と、「インターネット接続を中心としたアンテナ不要のテレビ」の2つに大きく分けられます。それぞれの特徴や利用シーンについて解説します。

 

1. アンテナありテレビ(従来型放送)

特徴

地上波デジタル放送(地デジ)やBS/CS放送を受信するため、屋外または室内アンテナが必要。

無料でNHKや民放キー局(フジテレビ、TBSなど)を視聴可能(※NHK受信料は別途必要)。

災害時に強く、停電時でも簡易アンテナで情報取得できる場合がある。

主な利用者

高齢者やニュースをリアルタイムで見る習慣がある層。

地域密着番組(ローカルニュース・天気予報)を重視する家庭。

課題

アンテナ設置工事やメンテナンスが必要(マンションでは共同アンテナを使用)。

若年層を中心に、アンテナ未設置の世帯が増加傾向。

2. アンテナなしテレビ(インターネット視聴型)

特徴

光回線やWi-Fiを使って、スマホやタブレットと同じように動画配信サービスを利用。

代表的な視聴方法:

IPテレビ(ひかりTV、スカパー!OTTなど)

動画配信サービス(NetflixAmazon Prime VideoABEMATVerなど)

YouTubeSNSライブ

主な利用者

若い世代や、オンデマンドで好きな時間に番組を見たい人。

アンテナ工事が難しい賃貸住宅居住者。

メリット

アンテナ不要で、インターネット環境さえあればどこでも視聴可能。

録画や見逃し配信が簡単。

4KHDRなど高画質コンテンツが豊富。

例:Philips  43型 チューナーレステレビなど。

 

「アンテナなし」世帯の増加:

2023年の調査では、2030代の約30%が「自宅にテレビアンテナを設置していない」(※総務省データ)。

NHK受信料問題:

インターネット視聴のみの世帯は受信料の対象外だが、今後の制度改正が議論されている。

結論

日本ではまだ地上波テレビの需要は根強いものの、特に若い世代では「アンテナなし」のインターネット視聴が主流になりつつあります。今後は、5G通信の普及やクラウド録画サービスの発展によって、さらに環境が変化する可能性が高いでしょう。

(参考用語)

地デジ(地上デジタル放送):2011年以降、アナログ放送から完全移行。

IPTV(インターネットプロトコルテレビ):光回線を使ったテレビサービス(例:ひかりTV)。

スマートテレビ:ネット接続機能を持つテレビの総称。

 

おすすめの記事
カテゴリ一覧