折りたたみ傘を選ぶ際には、これらの紫外線防護基準を参考にして、適切な防晒効果を持つ製品を選択することが重要です。
- UPF(紫外線防護指数)
UPF(Ultraviolet Protection Factor)は、衣類や生地で使用される紫外線防御効果を示す指数です。これは、傘の生地がどれだけ紫外線を遮断できるかを表しています。
UPF値が高いほど、より多くの紫外線をブロックでき、防晒効果が高いことを意味します。例えば、UPF50+の場合、紫外線の約98%以上を遮断できます。
- UVAおよびUVB遮蔽率
紫外線にはUVA(長波長)とUVB(中波長)があり、両方共に肌へのダメージが懸念されます。
高品質の折りたたみ傘では、UVAとUVBの遮蔽率も重要な指標となります。この率が高いほど、より多くの紫外線から皮膚を保護することができます。
- 生地の種類と密度
防晒効果は、生地の種類や織り密度に大きく依存します。ポリエステルやナイロンなど、特定の素材は紫外線を効果的に遮断する性質を持っています。
また、生地が密であるほど、紫外線の透過を防ぐ効果が高まります。
- 色
生地の色も紫外線防御に影響を与えます。一般に、暗い色の方が明るい色より紫外線をより多く吸収し、反射させることが少ないため、より良い防晒効果が期待できます。
- コーティング
一部の折りたたみ傘には、紫外線を反射または吸収する特殊コーティングが施されています。これにより、紫外線防御能力が向上します。
- 認証マーク
品質の確認には、紫外線防御に関する認証マークやラベルをチェックすることが有効です。例えば、AS/NZS 4399、AATCC 183、EN 13758などは、紫外線保護製品の国際標準規格です。
晴れの日は日傘として!
UPF (Ultra Protection Factor、紫外線保護指数)は布がどれくらい紫外線を防御するかを表します。
表記は「15-24」「25-39」「40-50+」の3つに分かれ、数値の高い方がより紫外線をカットする効果が高いです。