せっかくサウンドバーを買うなら、音質のよいものを選びたいですよね。
でも、カタログには「7.1.4ch」「970W」「Dolby Atmos」など、むずかしい言葉や数字がたくさん並んでいます。
どの数字を見れば音のよさが分かるのか、迷ってしまう人は多いはずです。
この記事では、スピーカーの数・ユニットの組み合わせ・出力W・サブウーファー・対応フォーマット・音場の調整という、音質の見分け方をやさしく解説します。
そのうえで、スペックだけでは分からないことや、高い機種で後悔しやすい失敗とその防ぎ方、高音質モデルのおすすめ4選まで紹介します。
結論として、テレビの前だけでなく、うしろと頭の上からも本物のスピーカーで鳴らしたいなら、12基のスピーカーを持つ7.1.4chのPHILIPS TAB8750が見るべき1台です。
サウンドバー全体のおすすめを先に見たい人は、サウンドバーのおすすめの記事もあわせて読んでください。
※但し、このクーポンを使う場合は、ポイントは併用できません。
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高音質のサウンドバーなら、12基のスピーカーで7.1.4chを鳴らすTAB8750を見てほしい理由

音質のよさをスペックで見分けるとき、いちばん差が出やすいのは「本物のスピーカーが何個あり、どこから鳴るか」です。
その点で、TAB8750は、フィリップスのサウンドバーの中でもいちばん上のクラスの作りになっています。
理由は4つあります。
理由1:本体・サブウーファー・サラウンドに12基のスピーカー(7.1.4ch)
TAB8750は、バー本体、低音用のサブウーファー、左右のサラウンドスピーカーに、合わせて12基のスピーカーユニットを積んでいます。
チャンネル数は7.1.4chで、そのうち4つは高さを出すための「ハイトスピーカー」です。
音の処理だけで広がりを作るのではなく、実際にスピーカーを置いて、前・横・うしろ・上から音を出します。
ヘリコプターの音や雨の音のように、頭の上を通る音も感じやすい作りです。
理由2:6.5型の大きなサブウーファーで、35Hzまでの深い低音
サブウーファーには6.5型の大きなユニットが入っていて、35Hzまでの低い音を出せます。
ユニットが前後に動く幅(片振幅)は15mmあり、深い低音を力強く鳴らすための作りです。
サブウーファーは無線でつながるので、バーとのあいだにケーブルを通す必要はありません。
映画の爆発音だけでなく、音楽のベースやドラムの重さも、テレビのスピーカーとはちがう厚みで聞こえます。
理由3:60°の広角ホーンと独立したD級アンプで、音がにごりにくい
中音と高音を出すユニットには、60°の広角ホーンという音を広げる形が使われています。
かべの反射による音のにごりをおさえて、部屋のどこにいても聞きやすくするための工夫です。
音を大きくするアンプは、チャンネルごとに動かせる独立したデジタルD級アンプです。
音がたくさん重なる場面でも、1つ1つの音が分かれて聞こえやすくなります。
理由4:サラウンドとサブウーファーを別々に調整できる
TAB8750は、サラウンドスピーカーとサブウーファーの音量を、それぞれ別に調整できます。
部屋の広さや、すわる場所に合わせて、音のバランスを自分で合わせられます。
付属のリモコンには、低音と高音を調整するボタンや、サウンドモードの切りかえもあります。
音づくりは、フィリップスの「ゴールデンイヤー」という音の調整チームが担当しています。
気になるところも正直に:自動の音場補正とWi-Fiはなく、置く物が多い
TAB8750には、マイクで部屋の音をはかって自動で合わせる「自動の音場補正」はありません。
調整は、リモコンで低音・高音・サラウンド・サブウーファーを手で合わせる形です。
Wi-Fiでネットの音楽を流す機能もないので、スマホの音楽はBluetoothで流します。
テレビとはHDMI ARCでつなぐ形で、eARC(ロスレスの音まで送れる新しい形)の表記はありません。
また、バー・サブウーファー・左右のサラウンドスピーカーの4つを置くので、置き場所とコンセントの数を先に確かめてください。
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TAB8750を使った人の声

カタログの説明より、実際に使った人の声のほうが参考になります。
ここでは、出どころが確かめられる声を短くまとめました。
個人の感想なので、すべての人に当てはまるわけではありません。
TAB8750を使った人の声(PR投稿)
こちらは、TAB8750を紹介したPR表記のある投稿です。
テレビにつないだら、映画館のような迫力になったという感想が書かれています。
セリフやニュースの声も聞きとりやすくなり、HDMIでつなぐだけでかんたんだったという声でした。
同じシリーズのTAB8510を使った人のレビュー
5.1chのTAB8510のレビュー記事では、まんなかのスピーカーが会話を画面の中央にまとめ、聞きとりやすいと書かれています(kadekuraのTAB8510のレビュー)。
サブウーファーが爆発音やエンジン音の重さを足してくれる、という評価もありました。
いっぽうで、うしろにスピーカーがないので、うしろから聞こえる感じはひかえめだとも書かれています。
声からわかる、高音質モデルを選ぶときのヒント
どの声にも共通するのは、セリフの聞きやすさと、低音の厚みの変化を感じている点です。
そして、うしろからの音まで求めるなら、うしろに本物のスピーカーを置ける機種が向いている、ということも分かります。
サウンドバーの「高音質」とは?3つの要素で考える

「音質がいい」と一言でいっても、人によって思いうかべるものがちがいます。
サウンドバーの場合は、次の3つに分けて考えると、自分に必要なものが見えてきます。
要素1:セリフや楽器の音が、はっきり聞こえる
1つめは、人の声や楽器の音が、こもらずにはっきり聞こえることです。
これは主に、中音と高音を出すユニットの質と数、そしてセンタースピーカーの有無で変わります。
テレビの声が聞きとりにくいと感じている人は、ここをいちばん大事にしてください。
要素2:低い音が深く、にごらずに鳴る
2つめは、低い音が深くまで出て、ボワボワとにごらないことです。
これは主に、サブウーファーの大きさと、何Hzまで低い音を出せるかで変わります。
映画の迫力や、音楽のベースの気持ちよさは、この低音で大きく変わります。
要素3:音が画面の外まで広がる
3つめは、音がテレビの画面の外まで広がり、部屋全体を包むように聞こえることです。
これは主に、チャンネル数と、横・うしろ・上に向けたスピーカーがあるかで変わります。
映画やライブ映像で、その場にいるような感じがほしい人は、ここを重く見てください。
ハイエンドモデルと、ふつうのモデルのちがい
ハイエンドモデル(そのメーカーの最上位クラスのモデル)は、この3つを高いレベルでそろえようとしています。
ふつうのモデルは、たとえば声の聞きやすさにしぼるなど、どれかを重視して作られていることが多いです。
だから「どれが大事か」を決めておくと、上位モデルが本当に必要かどうかも判断しやすくなります。
スペックで分かる高音質の見分け方7つ

ここからは、カタログのスペック表のどこを見れば音のよさが分かるのかを、1つずつ説明します。
スペックは音のすべてではありませんが、くらべるときの大事な手がかりになります。
見分け方1:スピーカーの数とチャンネル数
まず見るのは、スピーカーユニットの数と、チャンネル数(音を出す方向の数)です。
「5.1ch」の「5」は音を出す場所の数で、「.1」は低音用のサブウーファーを表します。
「7.1.4ch」のように3つめの数字があるときは、高さを出すスピーカーの数です。
ただし、チャンネル数が多くても、音の処理だけで作った「仮想」のこともあります。
スペック表で、実際のスピーカーの数がチャンネル数に見合っているかを確かめましょう。
チャンネル数の意味は、サウンドバー5.1chの記事でもくわしく解説しています。
見分け方2:ユニットの組み合わせ(ツイーター・ウーファー・上向き)
同じ数のスピーカーでも、どんな種類のユニットを組み合わせているかで音が変わります。
高い音を出すツイーター、中くらいの音を出すミッドレンジ、低い音を出すウーファーを分けている機種は、音がにごりにくい傾向があります。
天井に向けて音を出す上向きのスピーカーがあると、高さのある音を出しやすくなります。
メーカーのページで、ユニットの種類と大きさまで書かれているかを見てください。
見分け方3:出力W(最大出力と定格出力のちがい)
出力W(ワット)は、音を大きくする力の目安です。
ただし「最大出力」は、爆発音のように一瞬だけ出せる大きさで、ふだんの音の大きさとはちがいます。
くらべるときは「定格出力」や「RMS」と書かれた、続けて出せる力のほうを見ると公平です。
たとえばTAB8750は、最大970Wで、定格出力はRMS 485Wと表示されています。
Wが大きいほど音がよい、というわけではない点に気をつけてください。
見分け方4:サブウーファーの大きさと、何Hzまで出るか
低音の深さを知るには、サブウーファーのユニットの大きさと、低い音をどこまで出せるか(周波数)を見ます。
Hz(ヘルツ)の数字が小さいほど、低い音まで出せるという意味です。
バーだけの機種は、置きやすい反面、深い低音はサブウーファー付きの機種に負けやすくなります。
一体型と分離型のちがいは、サウンドバー ワンボディの記事でくらべています。
見分け方5:対応フォーマット(Dolby Atmos・DTS:X)とeARC
対応フォーマットは、どんな種類の音のデータを再生できるかを表します。
Dolby AtmosやDTS:Xは、高さの方向まで音を動かせる立体音響の方式です。
ただし、テレビとの接続がARCかeARCかで、送れる音の種類が変わります。
ブルーレイのロスレスの音(データを小さくしていない音)まで楽しみたいなら、eARC対応かどうかも見てください。
立体音響の方式のちがいは、サウンドバー立体音響の記事でくわしく解説しています。
見分け方6:音場補正(部屋に合わせる調整)
音場補正とは、部屋の広さや形に合わせて、音のバランスを整える機能です。
マイクで部屋の音をはかって自動で合わせる機種と、リモコンで自分で合わせる機種があります。
同じサウンドバーでも、部屋によって聞こえ方は大きく変わるので、どちらかの調整ができるかは大事です。
見分け方7:Bluetoothのコーデックと、Wi-Fiの有無
音楽をスマホから流すときの音質は、Bluetoothの「コーデック」(音を送るときの形式)で変わります。
SBCやAACが一般的で、LDACなどは、より多くの音のデータを送れる形式です。
Wi-Fiに対応した機種は、ネットの音楽サービスを、Bluetoothより安定して流せることがあります。
音楽をよく聞く人は、サウンドバーで音楽鑑賞の記事もあわせて読んでください。
スペックだけでは分からない音質の4つの差

スペックが同じくらいでも、聞いてみると印象がちがうことはよくあります。
ここでは、数字には出にくい4つの差を紹介します。
差1:メーカーの音づくり(チューニング)
同じ部品を使っても、どの音を強めるかという音づくりで、聞こえ方は変わります。
フィリップスでは「ゴールデンイヤー」と呼ばれる、耳のよい人たちのチームが音を調整しています。
声をはっきりさせたいのか、迫力を出したいのかなど、メーカーごとの考え方が音に出ます。
差2:部屋の広さ・かべ・天井
天井に音を反射させる方式は、天井が高すぎたり、斜めだったりすると、効果を感じにくくなります。
カーテンやソファが多い部屋は音を吸い、かべやガラスが多い部屋は音がひびきやすくなります。
同じ機種でも、店頭と家とで聞こえ方がちがうのは、このためです。
差3:テレビ側の設定と、もとの音の質
サウンドバーがよくても、テレビの音声出力の設定がちがうと、本来の音で鳴らないことがあります。
また、テレビ番組や動画サービスの音が、もともとステレオ(2ch)のこともあります。
立体音響を楽しむには、Dolby Atmosなどで作られた映画や音楽を流す必要があります。
差4:置き方(高さ・向き・サブウーファーの位置)
バーの前に物があると、音がさえぎられて、こもって聞こえます。
サブウーファーを部屋のすみに置くと、低音がひびきすぎることがあります。
置き方を少し変えるだけで、音がよくなることも多いです。
高音質サウンドバーでよくある6つの失敗

高いサウンドバーを買ったのに「思ったほどではなかった」という声は少なくありません。
レビューや比較記事で見かけた失敗を6つ集め、1つずつ防ぎ方をまとめました。
失敗1:最大出力の数字だけで選び、ふだんの音量では差が分からなかった
最大出力の大きい機種を選んだのに、ふだんの小さめの音量では、前の機種と差を感じなかったという声があります。
最大出力は一瞬だけ出せる力で、ふだんの音の質を表す数字ではないからです。
【防ぎ方】出力Wは定格出力(RMS)でくらべ、スピーカーの数やユニットの種類もいっしょに見ましょう。
失敗2:Dolby Atmos対応なのに、頭の上からの音を感じなかった
Dolby Atmos対応と書かれていたのに、上からの音がほとんど分からなかったという失敗です。
天井の形や高さ、上向きのスピーカーの有無で、効き方は大きく変わります。
【防ぎ方】高さのある音を重く見るなら、上向きやハイトのスピーカーが実際にある機種を選び、天井の高さや形も確かめましょう。
失敗3:テレビの音声出力の設定のままで、ステレオでしか鳴っていなかった
つないだだけで満足していたら、テレビの設定でステレオに変わっていて、立体的な音が出ていなかったという失敗です。
テレビの音声出力が「PCM」になっていると、マルチチャンネルの音が2chにまとめられることがあります。
【防ぎ方】テレビの音声出力を「オート」や「ビットストリーム」にして、サウンドバーの表示で入力の種類を確かめましょう。
音が出ないときだけ、PCMに切りかえて試してください。
失敗4:低音を上げすぎて、セリフがこもって聞こえた
迫力がほしくて低音を上げすぎたら、人の声がこもって聞こえるようになった、という声もあります。
低音がひびきすぎると、ほかの音をかくしてしまうためです。
【防ぎ方】サブウーファーは小さめから始め、セリフがはっきり聞こえる中で少しずつ上げましょう。
失敗5:サラウンドスピーカーを置く場所とコンセントがなかった
うしろに置くスピーカー付きの機種を買ったのに、置く場所やコンセントがなく、正しい位置に置けなかった失敗です。
サラウンドスピーカーは、無線でも電源は必要な機種が多くあります。
【防ぎ方】買う前に、すわる場所の左右うしろに、スピーカーを置く場所とコンセントがあるかを確かめましょう。
失敗6:ロスレスの音を期待したのに、ARC接続では届かなかった
ブルーレイの高音質な音を楽しむつもりが、テレビとの接続がARCで、思った形式で届かなかったという失敗です。
ARCは送れる音の種類に限りがあり、ロスレスの音を送るにはeARCが必要です。
【防ぎ方】ブルーレイの音を最大限に楽しみたいなら、テレビとサウンドバーの両方がeARCに対応しているかを確かめましょう。
サウンドバーのレビューで後悔する人の共通点の記事でも、満足した人との違いをまとめています。
高音質モデル・ハイエンドの失敗しない選び方5つのポイント

ここまでの見分け方と失敗をふまえて、高音質モデルを選ぶときのポイントを5つにまとめました。
ポイント1:部屋の広さとテレビの大きさから、必要なクラスを決める
6畳ほどの部屋なら、バーとサブウーファーの組み合わせでも十分なことが多いです。
リビングが広く、テレビも大きいなら、スピーカーの多い上位モデルのよさが出やすくなります。
TAB8750の商品ページでは、43〜65インチのテレビがサイズの目安として示されています。
ポイント2:実際のスピーカーがある方向を確かめる
前だけで鳴らすのか、横やうしろ、上にもスピーカーを置くのかで、音の広がりは大きく変わります。
カタログのチャンネル数だけでなく、ユニットが何個あり、どこにあるかまで見ましょう。
ポイント3:サブウーファーが付いているかを見る
深い低音を求めるなら、別の箱になったサブウーファー付きの機種を選びましょう。
ハイエンドモデルの中には、サブウーファーが別売りのものもあるので注意が必要です。
ポイント4:テレビとのつなぎ方と、ゲーム機などの入力
テレビのHDMI端子がARCかeARCかを確かめ、サウンドバー側の対応と合わせます。
ゲーム機やレコーダーをサウンドバーに直接つなぎたい人は、HDMI入力があるかも見てください。
ポイント5:音の調整のしやすさ
自動の音場補正がある機種は、手間なく部屋に合わせやすいのが良いところです。
手で合わせる機種は、低音・高音・サラウンドを自分好みに細かく合わせられます。
どちらが自分に合うかを考えて選びましょう。
高音質サウンドバーのおすすめ4選

ここからは、音質を重く見る人向けに、おすすめを4つ紹介します。
すべて同じ形式で、良いところと気になるところを書いています。
① PHILIPS TAB8750(12基のスピーカーで前・うしろ・上から鳴らす7.1.4ch)
バー・サブウーファー・左右のサラウンドスピーカーがセットになった、フィリップスの上位モデルです。
良いところ
- バー・サブウーファー・サラウンドに合わせて12基のスピーカー
- 7.1.4chで、4基のハイトスピーカーが高さの音を出す
- 6.5型サブウーファーで35Hzまでの低音
- サラウンドとサブウーファーを別々に調整できる
- HDMI入力と出力、Bluetooth 5.4、光デジタル入力
気になるところ
- 自動の音場補正とWi-Fiはない
- テレビとの接続はARC(eARCの表記なし)
- 4つの機器を置く場所とコンセントが必要
※但し、このクーポンを使う場合は、ポイントは併用できません。
※このクーポンは予告なく終了する場合がございます。
② PHILIPS TAB8510(本体に5つのスピーカーを入れた5.1ch)
うしろにスピーカーを置かず、テレビの前だけで5.1chを鳴らすモデルです。
良いところ
- 本体に左・中央・右・左右サラウンドの5つのスピーカー
- 6.5インチのサブウーファーで35Hzまでの低音
- Dolby Atmos対応で、HDMI入力と出力もある
気になるところ
- うしろにスピーカーがないので、うしろからの音はひかえめ
- 自動の音場補正はない
商品ページはPHILIPS TAB8510から見られます。
③ ソニー BRAVIA Theatre Bar 9(HT-A9000・13個のスピーカーを1本に入れた7.0.2ch)
バー1本の中に、13個のスピーカーユニットを入れたソニーのモデルです(ソニー・HT-A9000の主な仕様)。
良いところ
- バー1本で7.0.2ch、13個のスピーカーユニット
- Dolby Atmos・DTS:X・360 Reality Audioに対応
- マイク内蔵で部屋に合わせて自動で音を整える
- eARC対応、BluetoothはLDACにも対応
気になるところ
- サブウーファーは付属せず、低音を足すなら別売り
- バーの幅が約1300mmと長い
④ Sonos Arc Ultra(14基のドライバーで9.1.4chを作るバー1本型)
14基のドライバーと独自のウーファーを持つ、Sonosのバー1本型モデルです(Sonos・Arc Ultraの製品ページ)。
良いところ
- ツイーター7基・ミッドウーファー6基・Sound Motionウーファー1基の14基
- 9.1.4chの空間オーディオ、Dolby Atmos対応
- Trueplayで部屋に合わせて音を整えられる
- eARC・Wi-Fi・AirPlay 2・Bluetoothに対応
気になるところ
- サブウーファーとうしろのスピーカーは別売り
- 光デジタルでつなぐには別売りのアダプターが必要
アンプの数(クラスDアンプ15台)は、発表時のPHILE WEBのニュースで紹介されています。
徹底比較!高音質サウンドバー4モデルのスペック早見表

4つのモデルを、音質の見分け方にそってスペックでくらべました。
| 項目 | PHILIPS TAB8750 | PHILIPS TAB8510 | ソニー HT-A9000 | Sonos Arc Ultra |
|---|---|---|---|---|
| チャンネル数 | 7.1.4ch | 5.1ch | 7.0.2ch | 9.1.4ch |
| スピーカーの数 | 12基 | 本体5基+サブウーファー | 13個 | 14基 |
| うしろのスピーカー | 付属 | なし | 別売り | 別売り |
| サブウーファー | 付属(6.5型・35Hz〜) | 付属(6.5インチ・35Hz〜) | 別売り | 別売り |
| 出力 | RMS 485W(最大970W) | RMS 275W(最大550W) | 585W(実用最大出力) | 表記なし(クラスDアンプ15台) |
| 立体音響 | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos・DTS:X | Dolby Atmos |
| 音場の調整 | 手動(サラウンド・サブを個別調整) | 手動(低音・高音) | 自動(マイク内蔵) | 自動(Trueplay) |
| テレビとの接続 | HDMI ARC | HDMI ARC | HDMI eARC | HDMI eARC |
| HDMI入力 | あり | あり | あり | なし |
| Bluetooth | 5.4 | 5.4 | 5.2(LDAC対応) | 5.3 |
| Wi-Fi | なし | なし | あり | あり |
| バーの幅 | 約980mm | 約880mm | 約1300mm | 約1178mm |
ポイントは、うしろのスピーカーとサブウーファーが最初からセットになっているのはTAB8750だけ、という点です。
バー1本型の2機種は、部屋に合わせる自動調整やWi-Fiが強みですが、低音とうしろの音を足すには別売りの機器が必要です。
目的別の早見表:あなたに合う高音質サウンドバーはどれ?

自分が何をいちばん大事にしたいかで、選ぶモデルは変わります。
| 大事にしたいこと | 向いているモデル | 理由 |
|---|---|---|
| うしろと上からの音まで本物のスピーカーで | PHILIPS TAB8750 | サラウンドとハイトのスピーカーがセット |
| 深い低音を最初からしっかり | PHILIPS TAB8750 | 6.5型サブウーファーが付属 |
| テレビの前だけで5.1chにしたい | PHILIPS TAB8510 | 本体に5つのスピーカー |
| バー1本で置き場所を少なくしたい | ソニー HT-A9000 | 13個のユニットを1本に |
| 自動で部屋に合わせてほしい | Sonos Arc Ultra | Trueplayで調整できる |
6畳ほどの部屋で、うしろにスピーカーを置けない人は、サウンドバーランキングの評価軸もあわせて見てみてください。
TAB8750が届いたら最初にやること:音質を引き出す4つの手順

高音質のサウンドバーは、置き方と設定で音が大きく変わります。
届いた日にやっておきたいことを4つにまとめました。
手順1:テレビのARC端子とHDMIケーブルでつなぐ
付属のHDMIケーブルで、テレビの「ARC」と書かれたHDMI端子と、サウンドバーのHDMI出力をつなぎます。
テレビの設定で、HDMI-CEC(機器どうしを連動させる機能)とARCをオンにしてください。
これで、テレビのリモコンで音量を変えられるようになります。
手順2:テレビの音声出力を「オート」にする
テレビの音声出力が「PCM」のままだと、立体的な音がステレオにまとめられることがあります。
まずは「オート」や「ビットストリーム」を選び、音が出ないときだけPCMを試してください。
手順3:サブウーファーとサラウンドスピーカーを正しい位置に置く
サブウーファーは、サウンドバーから1〜6mの範囲に置き、かべから10cmほどはなします。
サラウンドスピーカーは、すわる場所の左右うしろに置くと、うしろからの音を感じやすくなります。
サラウンドスピーカーは、かべかけにも対応しています。
手順4:サラウンドとサブウーファーの音量を合わせる
最初はサブウーファーを小さめにして、セリフがはっきり聞こえるかを確かめます。
そのあと、サラウンドとサブウーファーの音量を少しずつ上げて、ちょうどよいところをさがしましょう。
映画・音楽・声・オリジナルのサウンドモードも、見るものに合わせて切りかえてみてください。
高音質サウンドバーのよくある質問

Q. 出力のWが大きいほど、音質はよいですか?
いいえ、Wの大きさだけでは音質は決まりません。
大きな音を出す余裕の目安と考え、スピーカーの数やユニットの種類もいっしょに見てください。
Q. バーだけの一体型でも、高音質といえますか?
一体型でも、ユニットの数が多く、調整機能がある機種は、声の聞きやすさや広がりを高められます。
ただし、深い低音やうしろからの音は、サブウーファーやうしろのスピーカーがある機種が有利です。
Q. ハイレゾ対応は必要ですか?
ハイレゾは、音楽のデータをCDより細かく記録したものです。
テレビや映画の音を中心に楽しむなら、なくても大きな問題はありません。
Q. 映画を中心に見るなら、何を重く見ればいいですか?
セリフの聞きやすさと低音、立体音響の3つです。
映画向けの選び方は、サウンドバー映画鑑賞の記事でくわしく紹介しています。
Q. 夜に小さな音で聞くとき、高音質モデルは意味がありますか?
TAB8750の商品ページでは、小さな音量でもクリアな音でサラウンドを楽しめると紹介されています。
集合住宅では、サブウーファーの音量を下げて使うのがおすすめです。
Q. ホームシアターセットとサウンドバー、どちらが音がよいですか?
スピーカーの数や置き方の自由さでは、ホームシアターセットのほうが有利なことが多いです。
くわしいちがいは、サウンドバーとホームシアターの比較の記事をごらんください。
Q. 保証やサポートはありますか?
TAB8750は、1年以内なら、製品の不具合を無料で修理・交換してもらえると商品ページに書かれています。
購入や配送についての質問は、よくある質問のページもごらんください。
まとめ:高音質は「スピーカーの数・低音・調整」の3つで見分ける

サウンドバーの音質は、出力Wの大きさだけでは分かりません。
スピーカーの数とユニットの組み合わせ、サブウーファーの低音、対応フォーマット、そして部屋に合わせた調整の4つをいっしょに見ることが大切です。
前・うしろ・上から本物のスピーカーで鳴らしたい人には、12基のスピーカーで7.1.4chを作るPHILIPS TAB8750がおすすめです。
フィリップスのサウンドバー全体は、フィリップスのサウンドバーの記事や、フィリップスの紹介ページでも見られます。
ほかのタイプも見くらべたい人は、サウンドバーのおすすめの記事もチェックしてください。
※但し、このクーポンを使う場合は、ポイントは併用できません。
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